朱雀天舞

密告者は倒れ、エルフヘイムに平和が戻った。
…最も、俺はこの戦いを機に消えようと思ったがな。
いくら闘争を望むように教育をされたとはいえ俺が記憶を無くす前にしてきたことは変わりない。

闘争こそ、戦争こそが真に人間を強くし、技術の発展に繋がると信じてきた。
今の仲間と出会ったことによって闘争を望まない者には地獄だということに気づかされた。
記憶が戻ったからといって今更元の考え方には戻せん。
だからこそエルフヘイムが平和になった事に喜びを感じられたのかもしれんがな。
同時に俺が生き残っちまった事に罪悪感も感じる。

俺はどれだけの都市を戦争に導き、壊滅させてきたのだろうか…
どれだけの罪を抱え、今を生きているのか…
そう思いながら俺はこれから行く都市は守ろう、そう決めたのだった
命ある限り今できる事を…



あとがき

うわぁ…相変わらず駄文だなぁ。ってかシズマくんふっきれてないじゃん（汗
心境系以前にシリアスとか未だに書き慣れん
もしよかったらコメしてやってくださいなっ。
ではでは～